地域のデジタルトランスフォーメーション（DX）を産学官連携で推進する「信州DX推進コンソーシアム」の2024年度第2回総会が2025年2月14日（金）に開催されました。同コンソーシアムは「DX人材育成」および「デジタル技術を活用した新しいサービスの創出」を主なテーマに2022年度から活動をスタートしており、活動の幅が徐々に広がっています。

信州DX推進コンソーシアムの会則が改正され、年２回開催となった第2回総会では、今年度実施した事業の振り返りと、来年度事業計画の検討状況について報告をしました。

また、コンソーシアム参画団体の中川村様からは個別自治体向け研修のご報告をいただいたほか、パーソルテンプスタッフ（株）様からは「未来をつくる地域共創とは」をテーマとした産学官連携の事例とその成果について、NTT東日本グループ様からはビル間での60GHz通信実証結果を共有いただき、（株）テクノプロ様からはサイバーフィジカル空間構築及びデジタルサービス基盤モデル創出の活動についてご報告を頂きました。オブザーバーの皆様からは、総務省様事業に関する情報を共有いただきました。

今年度の会則改正により、産学官民すべての団体が関わることが出来る事業展開として分科会設置が可能となりました。自治体ヒアリングによる地域の課題に対して、コンソーシアム参画企業の強みを活かしたマッチングが進み、分科会が設置され活動が推進されることを期待します。

本コンソーシアムは、DXにより地域の諸課題を解決し、地域の人々が安心して暮らせる持続可能な地域社会の形成を目的としており、2月14日時点で88団体の自治体・企業・教育機関が参画しています。