地域のデジタルトランスフォーメーション（DX）を産学官連携で推進する「信州DX推進コンソーシアム」の2023年度第4回総会が2024年2月14日に開催されました。同コンソーシアムは「DX人材育成」および「デジタル技術を活用した新しいサービスの創出」を主なテーマに2022年度から活動をスタートしており、活動の幅が徐々に広がっています。

第4回総会では、今年度実施した事業の振り返りと、来年度事業計画の検討状況について報告をしました。また、コンソーシアム参画企業の㈱ナイトレイ様からは人流データを使った新しいデータ分析サービスのご紹介があったほか、㈱サーキットデザイン様からは無線モジュールを使った同社製品のご紹介をいただきました。オブザーバーの皆様からは、総務省様事業、NICT様委託研究事業に関する情報を共有いただきました。

また今回は、総会開催にあわせ、総務省様に採択いただいた「地域デジタル基盤活用推進事業」で実施する実証の見学会も開催しました。50名を超える大勢の方にご参加いただきました。

本コンソーシアムは、DXにより地域の諸課題を解決し、地域の人々が安心して暮らせる持続可能な地域社会の形成を目的としており、2月14日時点で57団体の自治体・企業・教育機関が参画しています。